2008年11月24日月曜日

Ubuntu Linux 9.04 Alpha1 released

11月22日に 9.04 Alpha1 がリリースされた。
環境が壊れてもよい ThinkPad X31 (2672-PHJ) をアップグレードした。
# vi /etc/apt/source.list
:%s/intrepid/jaunty/g
# apt-get clean
# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
あとは Synaptic で「ローカルまたはObsolete」や「自動削除可能」を整理したが、procps と kbd-data はパッケージの影響範囲が大きいので Obsolete のままにした。

OpenOffice.org も 2.4.x だし、xfce4 も4.4.x のままで、アプリケーションのアップデートはほとんど行われていない。以下で更新の詳しいログをみることができる。
3点ほど困っていることがある。
  1. Xfce4 を使用しているが音量設定が保存されない
  2. (Flash Player, VLC などにて、動画再生中に映像が途中で止まり、更新されなくなる(音声はそのまま進む)
  3. Anthyが起動していると Firefox or Epiphanyがポップアップを開こうとした際に落ちる
この時期にマルチメディア系がまともに動くことはまずない。
ThinkPad ではあまり使用していないので、そんなに困るわけではない。
日本語関連は Intrepid のレポジトリを使用しているのでしょうがないかな。でも、これはちょっと困るかな。

2008年11月15日土曜日

Ubuntu Linux 9.04 Jaunty Jackalop

Ubuntu の次期バージョンのコードネームとスケジュールはすでに決まっており、開発もすでに始まっている。
11月20日 Alpha1、12月8-12日 UDSJaunty、12月18日 Alpha2、12月25日 DebianImportFreeze、1月15日 Alpha3 となっているので、年明けたら新機能が試せるかな。

2008年11月2日日曜日

Ubuntu Linux 8.10 released

予定どおりにリリースされた。
最近はよっぽどのことがない限り、リリース日は厳守される。
問題がある場合はアップデートで対応される。
アップデートを容易にした "apt-get" は偉大だ。

すでに日本 Remix CD もリリースされており、日本語ドキュメントも揃っている。感謝。
他、ニュース関連。
個人的には、8.10 のレポジトリができてから、すぐにアップデートで暮らしてきたので、使用感は、8.10 がリリースされてもあまり変わりがない。完成度はずっと前から素晴らしかったから、今さら驚くことはない。

今回のリリースでは、ようやく Ubuntu MobileやMIDが、まだ快適とは言えないが、ようやく使用できるになってきたことが大きいように思う。(7.10の頃からリリースの目玉はモバイルと言われていた気もするが)

これから UMPC、NetBook、MID + Web サービスが大きな比率を占めていくことは、世の流れである。そのとき、クライアントは Windows Vista のようなリッチなものは必要でなく、快適なネットワーク環境を提供できればよく、機能的には Linux で十分である。この分野での Linux の比率も必然的に高くなるはずである。
しかし、日本の大手 PC メーカはこの流れに乗る気はないようである。

世界がウォークマンから iPod へ乗り変わっていった時と同じような過ちをまた繰り返すような気がしてならない。